茅原大墓古墳(桜井市 茅原)


大和さくらい100選 「記紀万葉ゆかりの地」

 桜井市茅原に所在する帆立貝式前方後円墳で復元長は全長約86m、後円部径約72m、高さ約9m、前方部長さ約15m、高さ約1mで埴輪及び葺石を持つ古墳です。前方部を北に向け周濠の痕跡と見られる池があります。埋葬施設は従来不明とされてきましたが2013年12月の地中物理探査で、埋葬施設は「粘土槨」の可能性があり、しかも盗掘の形跡もなく良好な形で残っていると考えられると新聞発表がありました。

 

 墳丘の調査での出土遺物は円筒埴輪、朝顔形埴輪、きぬがさ型埴輪,壺形埴輪などがありますが、特に第4次調査で発見された日本最古級の人物埴輪は大きな話題となりました。人の形を模した「盾持人埴輪」で、墳丘東側のくびれ部付近に流れ落ちた状態で発見されました。この盾持人埴輪は、邪悪なものから古墳を守るため、古墳外縁部に置かれたと思われます。被葬者は地元では、倭佐保姫の御陵として言い伝えられています。