長谷寺(桜井市 初瀬) 


                  大和さくらい100選 「パワースポット」

 

 長谷寺は、山号を豊山と号し、真言宗豊山派の総本山で西国三十三所の第八番札所として知られています。朱鳥元年(686年)に飛鳥の川原寺の僧 道明が天武天皇の病気平癒を祈願して、再建(昭和29年)された五重塔の建つ西の岡あたりに三重塔(多宝塔とも)を建立し、「銅板法華説相図」を納めて祈願したのが長谷寺(本長谷寺)の始まりです。

 

 その後、徳道上人が聖武夫皇の勅額によって、東の岡に十一面観音菩薩を本尊とした堂を、祀りになったのが、現在の本堂のもとと言われています。堂は何回も大火にあい、現本堂(国宝)は1588年の再建、本尊の十一面観音立像は、 右手に錫杖(しゃくじょう)、左手に花瓶を持つ珍しいもので我が国最大(高さ約10m)の木造佛で、天文七年(1538年)東大寺仏生院実清良学のの作と伝えられています。創建由来を語るものとしては、国宝の銅板法華説相図(白鳳時代)があり、他にも貴重な文化遺産が数多く残されています。

 

 平安時代には霊験高い観音信仰の中心地として熱狂的な長谷寺詣の人々で大変賑わい紫式部の「源氏物語」の舞台にもなり、「枕草子」で知られる清少納言ほか多くの文化人が訪れています。

 

 他にもたくさんの見所があり、山門から続く約400段の登廊は、風格のある見事な回廊で、両側斜面に何千株もの牡丹が植えられ、長谷寺の魅力をさらに引き立てています。また本堂の前にせりだした舞台は、京都の清水か初瀬かといわれ、舞台から見る眺望は、まさに絶景で 四季を通じて「花の御寺」として多くの人々で賑わっています。 

 

 

奈良大和 四寺巡礼については右のボタンをクリック下さい。