35.梯立の倉橋山に立てる・・・


梯立の倉橋山に 

 

立てる白雲 

 

みまく欲り 

 

わがするなべに 

 

立てる白雲

        万葉集:作者不詳


 歌の意味

 倉橋山に立っている白い雲よ。見たいなと思うと同時に立ってきた白い雲であるよ。

☆五七七・五七七の旋頭歌である。

旋頭歌は、従来は前半後半を問答歌。としてうたわれたらしく、民謡の香りが強い。

 

  

揮毫者 大西 良慶

明治から昭和時代の法相宗の僧。清水寺貫主。諸宗に造詣が深く、社会教化。平和運動にも尽力。 

歌碑の場所 35番 

桜井市高齢者総合福祉センター前、倉橘山を背にして建つ。